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医療保険はいらない?公的保障と家計で考える確認順

医療保険 いらないと迷う家庭へ。高額療養費などの公的保障、制度の対象外になる出費、休業時の収入を確認し、加入・継続を急がず考える順番をまとめます。

公開日: 2026-09-02 / 更新日: 2026-09-02 / ズボラママ編集部

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目次

医療保険はいらない、と一律には言えません。公的医療保険でカバーされる費用がある一方、対象外の出費や休業中の収入減まで埋められるかは、家庭によって違うためです。

民間の医療保険に入るか・続けるかは、保険料の安さだけで決めず、「公的保障」「制度の対象外の出費」「手元の貯蓄」の3つをこの順で確かめると考えやすくなります。

医療保険がいらないかは、公的保障だけでは決められません

公的医療保険には、高額な保険診療の自己負担を抑える仕組みがあります。ただし、民間の医療保険が不要かどうかは、その仕組みだけで決められません。

厚生労働省の高額療養費制度の案内では、保険診療の窓口負担が上限額を超えた場合に超過分が支給されると案内されています。上限額は年齢と所得区分で異なります。2026年9月2日時点で、70歳未満・年収約370万円~約510万円の例では、医療費100万円の治療に対する自己負担は約9.3万円と示されています。

ただし、この数字はすべての家庭に当てはまるものではありません。所得区分、受診月、医療機関や薬局の利用状況などで実際の負担は変わります。制度の上限額を目安に、加入している健康保険へ確認することが大切です。

高額療養費の対象外になる出費もあります

高額療養費は、原則として保険診療の自己負担を軽くする制度です。入院中の食事代、差額ベッド代、先進医療の技術料、通院交通費などは、家計から出る可能性があります。

厚生労働省のマイナ保険証に関する案内でも、食事代や差額ベッド代は高額療養費の自己負担限度額の対象に含まれないと明記されています。2026年9月2日時点で、マイナ保険証による資格確認を利用する場合、保険診療分は限度額適用認定証がなくても、限度額を超える窓口支払いが不要になる仕組みです。

つまり、確認したいのは「大きな医療費そのもの」だけではありません。制度外の出費を、急なときにどこから出すかも家計に入れて考えます。

判断する前に、家計を3つの箱に分けて確認します

医療保険の必要性は、次の3箱に分けると、情報が多くても整理しやすくなります。

確認する箱見ること判断のヒント
公的保障加入中の健康保険、高額療養費の所得区分保険診療の自己負担に上限があることを把握する
制度外の出費食事代、差額ベッド代、交通費、付き添い費用など使う可能性のある金額をざっくり書き出す
収入と貯蓄休業時の収入、生活費、すぐ使える預貯金何か月分の生活費を回せるかを見る
  • 自分が加入している健康保険の窓口と高額療養費の確認先
  • すぐ使える預貯金の残高
  • 毎月必ず出る生活費
  • 入院・通院時に家計から出そうな制度外の費用
  • 勤務先の休業制度や、傷病手当金の対象かどうか

会社員などは休業時の収入も確認します

治療費を払えても、休業で収入が減ると家計が苦しくなることがあります。協会けんぽでは、病気やけがで会社を休み、十分な報酬を受けられない被保険者に傷病手当金を支給する仕組みがあります。支給条件や金額は個別の状況で変わり、支給期間は支給開始日から通算1年6か月です。2026年9月2日時点の条件は、全国健康保険協会の傷病手当金の案内で確認できます。

ただし、誰でも同じように受け取れる制度ではありません。扶養に入っている人、自営業・フリーランスの人、健康保険組合に入っている人などは、加入先や立場によって確認先・内容が異なります。勤務先の就業規則と、加入している保険者の案内を見ましょう。

医療保険を見直すなら、先に不足額をメモします

「周りが入っているから」「保険料がもったいないから」だけで決めると、後から迷いやすくなります。次の順番で、不足しそうな金額をメモしてみてください。

  1. 加入中の健康保険で、高額療養費の確認先と所得区分を確認する
  2. 制度外になりそうな出費を、わが家の場合で書き出す
  3. 休業した場合の収入と、毎月の必須生活費を並べる
  4. すぐ使える預貯金で何か月分を支えられるか確認する
  5. 不足しそうな部分がある場合だけ、現在の医療保険の保障内容を読む

民間の医療保険は、医療費そのものに備える方法の一つです。貯蓄で備えるか、保障を持つか、両方にするかは、家族構成、働き方、健康状態、ほかの保険契約で変わります。個別の契約変更や加入判断に迷う場合は、保険会社の契約内容を確認し、必要に応じて中立的な専門家にも相談してください。

保険料を下げる前に、今の契約で保障の重なりを見ます

見直しは、解約や減額を先にするより、現在の契約内容を確認するところから始めます。医療保険だけでなく、勤務先の団体保障や、ほかの生命保険の特約に似た保障がある場合もあります。

保険の見直し時期や確認項目は、生命保険の見直し時期と確認リストも参考になります。保険料を家計から出し続けられるかを見るには、ズボラでも続く家計管理は月イチ点検からのように、月に一度だけ固定費を確認する形でも十分です。

また、急な出費に備えるお金は保険とは別に考えると、選択肢を比べやすくなります。生活防衛費はいくら必要?家族に合う目安と決め方で、まずは生活費の何か月分を手元に置きたいか考えてみましょう。

よくある質問

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